業界初のインターネットスケールの独立系ネットワークオペレーティングシステム
オープンスタンダードに準拠しつつも従来の概念にとらわれることなく開発された ArcOS™ は、シンプル、スケーラブル、セキュア、そしてシームレスなネットワーキングソリューションとしてテラビットあたりのコストを最小限に抑え、広帯域、低遅延、高速コンバージェンス、高可用性を実現します。
ArcOS™ は、インターネットスケールのルーティングサポート、ファブリック全体でのネットワークテレメトリー、プログラムでのアクセスを可能にする標準ベースの API により、企業のネットワークの構築と管理を根本から変革します。
自動化されたプロセスによって、ネットワークのプロビジョニング、運用、展開を高速化し、合理化します。
モジュール型のソフトウェアにより、さまざまなネットワーク環境 (物理、仮想、コンテナ) でスケールアウト アーキテクチャを構築するための柔軟性を最大限に高めます。
適応性の高い最適なトラフィックエンジニアリングとファブリック全体のテレメトリーを組み合わせることで、実用的なインサイトを提供します。
ArcOS™ ならネットワークを迅速かつ効率的にスケールアップできます。
ArcOS™ は、業界最高の分析機能を備えた、最新のマイクロサービスベースのネットワークオペレーティングシステムであるため、ネットワーク事業者は任意のプラットフォーム上でネットワークインフラを構築して、データセンター、エッジ、またはクラウドで展開できます。
ArcOS™ のマイクロサービスベースのスケールアウト アーキテクチャは、最新のデータワークロードと、これらのワークロードによって要求されるネットワーク帯域幅に対応するように設計されています。サービス同士が完全に分離され、回復性が高い上、サービスの導入場所をベアメタル、仮想マシン、コンテナから選べます。また、ArcOS™ は基礎となる Linux カーネルから完全に隔離されているため、それぞれの環境に適した Linux ディストリビューションと一緒に簡単にパッケージできます。
ArcOS™ は、特定のハードウェアに縛られないため、ネットワークエンジニアやネットワーク設計者は、ホワイトボックス/ブライトボックスを使用してスイッチやルーターを構築することで、既存の設備投資を最大限に活かすことができます。また、さまざまフォームファクターとすべてのポートタイプ (1G/10G/25G/40G/100G/400G) に対応した物理ネットワーク装置がサポートされます。ArcOS™ は、物理、仮想、コンテナなど、さまざまなワークロードで動作し、データセンター、PoP、クラウドなど、あらゆる場所で活用できます。
モジュール型の ArcOS は、マルチプロセス、マルチスレッドのアーキテクチャを採用し、マルチコア CPU を効果的に活用することで高いパフォーマンスを実現します。ルーティング、RIB、FIB でプロセスごとの再起動が可能であるため、ArcOS が動作するネットワーク装置に比類のない回復性をもたらします。また、ネイティブパッチ機能により、アップグレードが容易で、他のプロセスに影響することなく特定の PSIRT や他の問題のホットパッチを行うことができます。
ArcOS™ は、初期の立ち上げやアップグレードが非常にシンプルであり、デバッグも容易です。IPv4 または Ipv6 でのゼロタッチプロビジョニング (ZTP) による設定にも対応しています。ArcOS™ は、オープン API で構築された標準ベースのシステムであり、完全なプログラマビリティと高いスケーラビリティを保証します。さらに、YANG/OpenConfig/REST API をサポートしているため、現在のネットワーク事業者の環境にも容易に統合できます。
ネットワークをオンプレミスとクラウドのどちらで管理する場合でも、ネットワーク事業者は Deep Visibility によるリアルタイム分析でネットワーク全体を可視化する必要があります。ArcOS™ ソフトウェアは、ポリシーベースの FCAPS (Fault (障害管理)、Configuration (構成管理)、Accounting (課金管理)、Performance (性能管理)、Security (機密管理)) コントロールによって自動化された多くの管理動作を標準で提供しています。
ArcOS™ は、以下のユースケースでオープンな統合を可能にします。